第1位 殊能将之『ハサミ男』(講談社文庫) 310票

連続猟奇殺人事件、被害者は美少女ばかり。皆は言う。「犯人は『ハサミ男』だ」。警察とハサミ男、それぞれの視点で物語は動く。積み重なる違和感、爽快すぎるどんでん返し!!この作品でしか味わえない衝撃を、この世の全ての人に経験していただきたい。他とは一味違う、本格的なのに新しい名作ミステリー。さぁ、この物語が迎える結末は…?(ゆのみ)
第2位 佐藤いつ子『透明なルール』(KADOKAWA) 203票

平凡な中学生・優希は、クラス替えでたまたま1軍グループに入れたものの、本当の自分である成績が良いことやオタクであることを隠して生きることが苦しくなってきます。家でもひとり親の父に甘えられず、周りからどう思われるかばかりを気にする日々が続いていました。しかし、不登校ぎみの転校生やマイペースなクラスの委員との出会いによって、自分を縛ってしまっている「透明なルール」に気づいて、少しずつ立ち直っていきます。(しの)
第3位 朝井リョウ『死にがいを求めて生きているの』(中公文庫) 182票

植物状態である智也と献身的に見舞い続ける雄介。周囲が心を温める裏では、ゆがんだ真実が隠されていた。”自分らしく生きること”の盲点とは。個性を重視する時代だからこそ忘れていることについて改めて感じられる一冊。人生の目的が生きることから、役割を与えられて死んでゆくことに変わっていくさまをぜひ読んでみてください。(みるく)
第4位 東野圭吾『虚像の道化師』(文春文庫) 118票

宗教団体、クアイの会で起こった転落事件。自分が殺してしまったと出頭してきた教祖は、被害者に指一本触れていない。自分の念の力だと言い張る教祖や周りの信者とどう向き合うのか。混乱する人々を落ち着かせながら捜査を進め、真の犯人を見つけなければならない。疑念と新年が入り乱れる舞台で思想と論理がぶつかりあう。明かされる衝撃の事実をぜひ小説で味わってください!(みるく)
第5位 エーリヒ・ケストナー『エーミールと探偵たち 』(岩波少年文庫) 101票

この本の面白いところは、一人の男の子がベルリンに向かう途中にお金を盗まれ、仲間が増え、どろぼうを捕まえるところです。僕はこの本を読んでいるとき、次は次はとどんどん話を読み進めたくなりました。なぜなら、題名に「探偵」と入っているので「推理の本?」と思って、内容も読んでいるうちにその本の中に吸い込まれていって、その場面を見ているように感じるからです。(りょうすけ)
第6位 宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく 』(新潮社) 75票

宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』(新潮社)
僕の今推している本は、『成瀬は天下を取りにいく』です。この物語は、実在している県や店、イベントなどが多く、親しみやすいのが特徴です。なぜ僕がこの本を推しているのかというと、一人の女子中学生の日々という内容で、現実の言動がなかなかにぶっ飛んでいて、とてもおもしろく、本の厚さに反して、すぐ読み終われるからです。(TY)
第7位 重松清『きみの友だち』(新潮社) 64票

重松清『きみの友だち』
あなたにとって「友だち」とは何ですか?小学生の時の事故で松葉杖生活となり、心を閉ざした少女恵美。そして体が弱く、学校を休みがちな由佳。「みんな」という群れを信じられない二人は、あることをきっかけに少しずつ言葉を交わす。特別な絆を結んでいく二人。その周囲の人々が紡ぐ様々な友だちの形は悩みと葛藤であふれている。正解はない。だからこそ、考えて探していく。友だちの本当の意味を。(ふるふる)
第8位 伊坂幸太郎『チルドレン 』(講談社) 62票

この人が友たちだったらなあ。本を読んでそう思ったことはありますか?私はこの本『チルドレン』を読んでそう思いました。この本は心が和むような本を読みたい人におすすめです。型破りな陣内、誠実な永瀬、穏やかな鴨居、芯の強い優子。主要な人物はこの4人ですが、私の好きな人物は、陣内の職場の後輩である武藤です。武藤がどんな人物化は、実際に本を読んでみて知ってください!(まめもやし)
第9位 小林考延『妻が余命宣告されたとき、 僕は保護犬を飼うことにした』(風鳴舎) 53票

みなさんはもし大切な家族が余命宣告をされたらどう思うでしょうか?私は何も手につかず、他人の幸せに嫉妬します。作者の家も家族同士で会話がなくなり、重い空気が漂います。そんな中、保護犬を迎えるという決断をします。未来への不安で押しつぶされそうな家族に「今」を全力で生きる犬・福が全員の笑顔を取り戻します。この本は重苦しく悲しい闘病記ではありません。残された時間をどう豊かに生きるかを描いた、家族の再生の物語だと思いました。(EF)
第10位 駄犬『誰が勇者を殺したか』(KADOKAWA) 43票

駄犬『誰が勇者を殺したか』(KADOKAWA)
勇者は魔王を倒した。同時に帰らぬ人となった。平穏を手にした王国は亡き勇者の偉業を讃えるべく、その偉業を文献に編纂する事業を立ち上げる。剣聖、聖女、賢者から勇者の死の真相について言葉を濁す。「なぜ勇者は死んだのか?」勇者を殺した緒は魔王なのか、それとも仲間なのか。号泣必至のファンタジーミステリー。(?)
第11位以下、順不同
川原礫『ソードアートオンライン』(KADOKAWA)

この本は当時(2009年)からの2022年を考えた世界を元にしており、VRゲーム「ソードアートオンライン」(通称SAO)にログインするとログアウトできないようになり、ゲーム内で死ぬと現実でも死ぬというデスゲームだった……というあらすじであり、アニメは4シーズンあり、そのうちでは僕は第2期のGGOのシノンというキャラが好きです。おもしろいのでぜひみなさんも読んでみてください。(あたっくん)
スコット・フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』(中央公論新社)

主人公のギャツビーはかつて恋人だったデイジーを忘れきれず、彼女とめぐり会いたかったためだけに、大富豪へと成り上がり、デイジーとその夫のトムそしてジョーダンが住んでいる反対側に豪邸を建て、毎晩のようにパーティを開きます。彼の隠されたうそ、純粋すぎる愛はやがて最悪の誤解を生んでしまい、悲劇的な結末へと向かいます。今も人気の切ないラブストーリーです。(Lente)
江戸川乱歩『怪人二十面相』(ポプラ社)

『怪人二十面相』とは、江戸川乱歩さんがつくった探偵系の作品です。どんな人にも変装できる二十面相を明智小五郎たちが協力してつかまえようとします。しかし、二十面相のトリックなどにより、逃げられてしまいます。読んでいるとハラハラ感を楽しめます。また読みやすいので、子どもから大人のどの人でも楽しめる本になっています。他の名探偵系の作品とはちがうような事件が出てくるのでより楽しめます。(MR)
ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』(岩波少年文庫)

知っている人も多いと思うけれど、何回読んでも頭の中で想像でき、物語の中にひきこまれます。文字も大きめで読みやすいし、挿絵もあって見やすいです。変でおもしろくてユーモアがあるキャラクターがたくさんでてきて、すぐ楽しくて読み終わってしまいます。絵本でのアリスには書かれていないこともあるので、ぜひ読んでみてください!(ずんだもち)
藤ダリオ『絶体絶命ゲーム 1億円争奪サバイバル』 (角川つばさ文庫)

春馬は謎めいたゲームへの招待状を手に入れた。最高賞金は1億円。参加条件は(1)金がほしくてたまらないこと(2)親に秘密で外泊できること(3)誰にも言わないこと(4)敗者には命の保証がなくてもかまわないこと、とあった。会場に向かった春馬は、他の参加者とともに閉じこめられる。「あたしは負けないわ」「絶対に勝つ!」目をぎらつかせる少年少女。勝者はただ一人。春馬はこのサバイバルを生き残れるのか?(きなこ)
有川浩『図書館戦争』(KADOKAWA)

元気で熱血な主人公の郁が図書隊の中で最も危険な任務を負う防衛隊員になり、同期の手塚光や上司の堂上篤といっしょに図書館を守っていくお話です。話が進むにつれ、郁と堂上の関係が面白くなっていきます。図書館のルールについても知れるし、個性的なキャラクターで楽しいです。シリーズは全部で6巻あるので、ぜひ読んでみてください。(さんしょくだんご)
日置じゅん『ツイステッド・ワンダーランド』(スクウェア・エニックス)

闇の鏡に導かれ、異世界「ツイステッド・ワンダーランド」の名門魔法士養成学校「ナイトレイブンカレッジ」に召喚されてしまった主人公黒木優也・通称ユウ。行くあてのないユウは学園長に保護される。しかしナイトレイブンカレッジの生徒たちは才能豊かだが、協調性皆無の問題児ばかりだった。そこで巻き起こる事件の数々。はたしてユウは元の世界に帰れるのか。そしてヴィランズの魂を持つ生徒たちの秘密とは。(HW)
依空まつり『サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと』(KADOKAWA)

世界で唯一、無詠唱魔術が使える少女モニカ・エヴァレット。たった一人で「災害」と謳われる黒竜を仕留めてしまうほどの力をもつモニカだが、実は超がつくほどの人見知り!そんなモニカは国で最強の魔術師、七賢人の同期であるルイス・ミラーに無茶ぶりをされる。その無茶ぶりとは、学園に潜入して、王子を護衛してほしいということであった。なんとかモニカは学園へ潜入するも、初日から事件の犯人に疑われてしまい――?!人見知りで最強な少年による前代未聞の物語!(あると。♬)
梨木果歩『西の魔女が死んだ』(新潮社)

学校という環境に嫌気がさし、母に登校拒否宣言をした主人公まいは、それから約1か月あまりを厳しくも優しいおばあちゃんの家で過ごすこととなる。おばあちゃんの家ではハーブを摘んだり、山を散策したりして、とてものんびりとした生活を送りながら、おばあちゃんによる「魔女修業」を通して少しずつ成長していくまいとおばあちゃんの温かい家族の絆を描いた物語です。(ぎょうざ)
湯本香樹実『夏の庭―The friends―』(新潮社)

これは「死」というものに興味を持った3人の少年が1人暮らしの老人と交流する物語です。私がこれを読んだのは半年ぐらい前で面白かったのでとても印象に残っています。死と聞いたらなんとなく怖いのかなと思う方が多いと思いますが、そんな話ではなく、今をどう過ごしたらいいのかを考えさせられる作品です。話の途中で現実味のある会話がたくさん出てくるのでとても面白いです。これは読む価値とてもありますよ。ぜひ読んでみてください!(民都)
| 第9回 図書部 本の総選挙 第1位 |
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| 殊能将之『ハサミ男』(講談社文庫) |
| 第8回 図書部 本の総選挙 第1位 |
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| 重松清『せんせい。』(新潮文庫) |
| 第7回 図書部 本の総選挙 第1位 |
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| 丸井とまと『さよなら、灰色の世界』(スターツ出版) |
| 第6回 図書部 本の総選挙 第1位 |
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| 藤まる 『時給 三〇〇円の死神』(双葉文庫) |
| 第5回 図書部 本の総選挙 第1位 |
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| 辻村深月『かがみの孤城』(ポプラ文庫) |
| 第4回 図書部 本の総選挙 第1位 |
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| 辻村深月『ツナグ』(新潮文庫) |
| 第3回 図書部 本の総選挙 第1位 |
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| 相沢沙呼『medium 霊媒探偵城塚翡翠』(講談社) |
| 第2回 図書部 本の総選挙 第1位 |
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| 瀬尾まいこ 『あと少し、もう少し』(新潮文庫) |
| 第1回 図書部 本の総選挙 第1位 |
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| ジョージ・オーウェル、高橋和久(訳)『一九八四年(新訳版)』(早川書房) |
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