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本の総選挙


第4回 図書部 本の総選挙

図書部員が「今、推す本」を紹介。28冊がエントリーしています。どの本を読んでみたいか。「投票」をクリックして投票してください(何冊でも構いません)。2021年8月31日(火)23:59投票〆切です。拡散大歓迎です。「投票」よろしくお願いします!(同一人物による同日特定複数投票は予告なしに調整することがあります)→確定しました!(2021年9月1日)


第4回 図書部 本の総選挙 第1位
辻村深月『ツナグ』(新潮文庫)

第3回 図書部 本の総選挙 第1位
相沢沙呼『medium 霊媒探偵城塚翡翠』(講談社)

第2回 図書部 本の総選挙 第1位
瀬尾まいこ 『あと少し、もう少し』(新潮文庫)

第1回 図書部 本の総選挙 第1位
ジョージ・オーウェル、高橋和久(訳)『一九八四年(新訳版)』(早川書房)



第1位 辻村深月『ツナグ』(新潮文庫) 300票

一生に一度だけ、死者と再会を叶えてくれるツナグ。たくさんの人がツナグの仲介で死者と再会。再会したい理由は人それぞれ。再会したことを逆に後悔することになる人も作中に出てくる。この小説は、人間の明るい部分が強調される小説と比べて共感できる場所が多い小説です。ぜひ手に取ってみてね。


第2位 伊坂幸太郎『チルドレン』(講談社文庫) 176票

この本は5つの物語からできているのですが、どれもつながっています。はじめこの本を読んだときの感動は今もしっかり覚えています! 最後の最後、すべてがつながったときはあなたも驚くこと間違いなしです。続編に『サブマリン』もあります。ぜひ読んでください。


第3位 安田夏菜『レイさんといた夏』(講談社) 148票

私がこの本と出会ったのはたまたまた載っていた新聞の記事がきっかけ。西宮市に引っ越してきた中学1年生の莉緒はなぜか見た目はヤンキー?なユーレイのレイさん(仮)が見えてしまう。記憶をなくしているレイさんに成仏してもらうために、莉緒は一緒に自分探しに協力するが…? 莉緒の小さな夏の物語。


第4位 ひろゆき『1%の努力』(ダイヤモンド社) 145票

この本は2ちゃんねるを設立したひろゆきさんが著した本で、ものごとを違う視点から考えさせてくれる本です。自分が思っている固定概念をぶっつぶしてくれるので、今後の人生にも役立つ本だと思います。


第5位 秋本真『怪盗レッド』(角川つばさ文庫) 104票

中学1年生になる直前の春休み。主人公のアスカとそのいとこのケイは「明日から、おまえたちは怪盗レッドだ!」と急にお父さんから言われます。アスカとケイが二代目怪盗レッドとして活躍する、角川つばさ文庫の大人気シリーズです!


第6位 森絵都『アーモンド入りチョコレートのワルツ』(角川文庫) 98票

この本は3つの作品が描かれています。思春期の男の子・女の子のお話です。とくに2つ目のの「彼女のアリア」が、心がほっこりしておすすめです。3つとも短めで読みやすいので、ぜひ読んでみてください!


第7位 深緑野分『その本を盗む者は』(KADOKAWA) 93票

この本は有名なので知っている方も多いと思いますが… この本はファンタジー系の本で読んでいてワクワクします! また、物語の構成が少し複雑なので、少し考えながら読まないとわからないところも魅力の1つです!


第8位 西尾維新『ヴェールドマン仮説』(講談社) 90票

おじいちゃんは推理作家、おばあちゃんは法医者、お父さんは検事で、お母さんが弁護士、お兄ちゃんは刑事で、お姉ちゃんはニュースキャスター、弟は探偵役者で、妹はVR探偵。探偵一家の二男である主人公(無職)。しかしある日、首つり死体を発見する。探偵一家のサポート役が繰り広げる。天衣無縫のミステリー!


第9位 エドワード・ゴーリー『金箔のコウモリ』(河出書房新社) 88票

この絵本は、とても不気味で不思議な話だが、まるでこの世の中を批判しているかのような本でもある。死体(動物の遺体)に魅せられたある少女がバレリーナになっていき、輝かしい人生を送っていくが、裏で忍び寄る闇にとりつかれ、恐ろしい女性になっていく話である。最後はとんでもない結末が待っている。


第10位 竹町『スパイ教室』(富士見ファンタジア文庫) 82票

スパイによる影の戦争を繰り広げる世界が舞台のスパイファンタジー。スパイ養成学校で落ちこぼれだった「7人」の少女たちが死亡率9割を超える「不可能任務」に挑みます。あなたもきっと騙されます!


第10位 村山早紀『コンビニたそがれ堂』(ポプラ文庫ピュアフル) 82票

まずこの本を紹介すると、「どうしても欲しい」探しものをしている主人公がたそがれ堂に出会い、様々な成長をしていくという短編集です。何巻かあり、前の巻の話と少しあとの巻の話がつながっていたり、村山さんの別の本とつながっていたりするので、村山さんの他の作品と合わせて読んでみてください!


※12位以下 ※順不同
成田名璃子『東京すみっこごはん』(光文社文庫) 51票

商店街の脇に佇む「共同台所 すみっこごはん」。ここには立場も環境も違う人々が集まり、一緒に料理をつくります。それぞれが心に抱えている悩みや秘めごとが、すみっこごはんであたたかい時間を過ごすうちに変化してきて…? 読めばきっとあなたもすみっこごはんに行きたくなります!


柴那典『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』(太田出版) 35票

突然ですが、そこのあなた! 「ボカロ」と呼ばれる曲を知っていますか? 有名な人だとYOASOBIのAyaseさん、米津玄師(ハチ)さんなどが、このボカロをつくっています。そんなボカロを歌う機械、ボーカロイドの代表格「初音ミク」についての本です。あなたもボカロの沼にハマってみませんか?


はやみねかおる『そして五人がいなくなる』(講談社青い鳥文庫) 43票

このシリーズは、名探偵夢水清志郎がさまざまな事件を解決する物語です。内容について多くは書きませんが、アガサ・クリスティ『そして誰もいなくなった』を参考にして書かれたそうです。トリックははやみねさん自身のオリジナルだそうです。


福永令三『クレヨン王国の十二か月』(講談社青い鳥文庫) 33票

大みそかの夜、12色のクレヨンたちが会議を開いていました。王様が家出してしまったというのです。王様が家出したのは、王妃の12個の悪い癖のせい。あなたなら、王妃と一緒に王様を探しに行きますか? どんな旅が待っているのか、ぜひ読んでみてください!


雑学の達人倶楽部『3秒に1回驚く「雑学」の本』(三笠書房王様文庫) 41票

「雑学」。知らなくても何一つ困らないですが、知っていると少し得するもの。この本は、そんな雑学をスピード感と意外性ととともにつめこんだ本です。「別腹」は本当に存在する。北海道にはモモンガ専用の道路がある。てるてる坊主は実は… この続きを知りたい方は、この本を読んでみてください。


桐山徹也『ループ・ループ・ループ』(宝島社文庫) 67票

私はこの本の表紙のイラストがすごく好きで、少しパステルチックの淡い感じがこの本の内容にもあっているように、本編に書かれているものすべて描かれているのが好きです。表紙の意味が分かるのは読んだ人だけ! ぜひ読んでみてください。


こだまともこ『3時のおちゃにきてください』(福音館書店) 30票

ある日、ある少女のもとにお茶会の招待状が届いて、友だちや色々な動物を連れて、お茶会の会場に行きます。お茶会はカエルのコックさんが準備していて、みんなでパンケーキを食べるほのぼのしたとてもかわいらしい本です。


榎田ユウリ『ここで死神から残念なお知らせです。』(新潮文庫nex) 51票

あなたは「死神」と聞いたら、どんなことを思い浮かべます? 暗い? コワい? いいえ、少なくてもこの本の死神はとびきりウザくておしゃべりなんです。どこから読んでも死神くんの論破、論破、論破ァ! おまけにラストには、予想もしない大どんでん返しがっ! 面白すぎて、時間のある限り読みたくなる1冊です!


辻村深月『オーダーメイド殺人クラブ』(集英社文庫) 71票

この本は「死にたい」という感情がとてもリアルに表現されています。「殺してもいい」という感情もリアルに表現されています。この2人がどういう生き方をしているか、というところがおもしろいです。さて、「死にたい」と思っている主人公は死んでしまうのでしょうか…?


ユーフラテス『コんガらガっち どっちにすすむ?の本』(小学館) 25票

この本は、自分が選んだものを組み合わせて進んでいくので、毎回毎回どっちを選ぶのかが楽しいです。ちなみに私は、食堂に行って好きなご飯を選ぶときが楽しかったです。キャラクターもたくさんいて、私は「もこ」を推していました。結構おもしろいので、ぜひ読んでみてください!


のぶみ『ママがおばけになっちゃった! 』(講談社) 10票

ママが突然おばけになってしまった4歳のかんたろう。ほっこり心が温まる絵本です。絵本なんか幼児向けの本だと思うかもしれませんが、読むと分かる命の大切さ、家族の大事さがわかる絵本です。


西平あかね『おばけのおつかい 』(福音館書店) 26票

おばけの姉弟、さくぴーとたろぽーがおばあちゃんのお家におつかいに行くお話。作中に登場する「くものすそうめん」や「くものすのぐるぐるまき」をつくるべく、クモの巣を収集しようとして全力で花に止められました(幼少期)。


新海誠『君の名は。』(角川文庫) 11票

この作品の舞台に選ばれているところがまじで神でした! 最高! 物語の内容もとてもたくさん共感できるところがありました。とくに彗星が落ちてくるシーンはすごく感動します。


佐野徹夜『君は月夜に光り輝く』(メディアワークス文庫) 54票

主人公君とまみずの会話がとても楽しいです。病弱美少女にかかわったために主人公がいろいろ大変な目にあうところが読みどころです。命の儚さと死について一人で考え続けるところは、読者にはなかなかできない体験です。ぜひ読んでみてください。


海冬レイジ『機巧少女は傷つかない』(MF文庫J) 38票

この本はまず、とにかくキャラクターがかわいいです。いろいろなジャンルの女の子が出てきて、絶対好きな子が見つかると思います。それにけっこう泣ける作品です。私も泣きました。


キヨノサチコ『ノンタンぶらんこのせて』(偕成社) 27票

のんたんという名のねこがいろんな友だちとほのぼのな生活を送る姿を描いています。絵がふにゃふにゃで、小さいころみんな一度は見たこと、読んだことがある人気作品です。のんたんに触れて、癒されましょう(´ー`)


顎木あくみ『わたしの幸せな結婚』(富士見L文庫) 62票

幼いころに母を亡くし、家族から虐げられて育った美世が名家の久堂家当主の清霞のもとに嫁ぐことに。家も出てからもさまざまなトラブルを乗り越え、清霞と美世が幸せになっていく過程をじっくりと見ることができる日本版シンデレラストーリー。

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