第3回 図書部 本の総選挙 第1位 |
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相沢沙呼『medium 霊媒探偵城塚翡翠』(講談社) |
第2回 図書部 本の総選挙 第1位 |
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瀬尾まいこ 『あと少し、もう少し』(新潮文庫) |
第1回 図書部 本の総選挙 第1位 |
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ジョージ・オーウェル、高橋和久(訳)『一九八四年(新訳版)』(早川書房) |
第1位 相沢沙呼『medium 霊媒探偵城塚翡翠』(講談社) 125票
ミステリー系の本は何を書いてもネタバレになってしまうと思うので、あえて内容には一切ふれません! ですが、読んで後悔することは絶対ないです(たぶん)。伏線を見逃さないように一文字一文字じっくりと読んでみてください。
第2位 香月美夜『本好きの下剋上―司書になるためには手段を選んでいられません』(TOブックス) 121票
本をこよなく愛する主人公マインが、本が手に入らない世界で本をつくっていくストーリーです。たくさんの知識を持つマインが試行錯誤しながら本づくりを進めていくので、本の歴史に興味がある方に是非おすすめしたいです。
第3位 伊坂幸太郎『ラッシュライフ』(新潮文庫) 109票
4つの奇妙な物語で物語で構成されている本。登場人物のほとんどが泥棒などのいわゆる悪人。実はその悪人たちはどこかで繋がっている…? 巧妙なトリックには驚きの連続! さらには悪人たちは様々な価値観で人生のことを考えている。予期せぬ展開、意外な結末を楽しみながらも、人生とは何かを深く考えられる1冊!!
第4位 瀬尾まいこ『春、戻る』(集英社文庫) 96票
結婚を控える主人公の元に「おにいさん」と名乗る年下の青年が現れる。彼は主人公の結婚に口出しをしてきて…。人生において一番大切なことは何なのか。それをおしえてくれるとても優しくて心温まるお話です。果たして「おにいさん」は何者なのでしょうか? 是非読んでみてください。
第5位 サンドウィッチマン『復活力』(幻冬舎文庫) 79票
2007年M-1グランプリの王者サンドウィッチマンの2人が綴る、下積み時代からM-1グランプリ優勝までの裏側を知れる本。強面だけど心優しいコンビとして、国民的に人気者の人生がこの本でわかる!
第6位 ハイディ・マッキノン『おともだち たべちゃった』(潮出版社) 72票
謎の怪物の絵本です。低学年向けの絵本ですが、少しシュールな内容になっています。文章の下に、簡単な英語の翻訳があるので、英語の勉強にもなります。ぜひ読んでみてください。
第7位 東野圭吾『流星の絆』(講談社文庫) 47票
子どものころに両親を何者かに殺された3兄妹は、時効直前に犯人を突き止める機会が訪れます。そこで復讐計画を仕掛けたところ、妹の恋心が発覚します。3兄妹は無事犯人を捕まえることができるのか!? 3兄妹の絆やドキドキの展開が見どころです。みなさんも一緒に犯人を捜しながら読んでみてください!
第7位 西尾維新 『悲鳴伝』(講談社) 47票
この本はとても分厚く、初めて見た人には敬遠されがちだと思います。しかし、空々空という感情のない、動じない13歳の少年が英雄にまつり上げられ、地球と闘うという、一見荒唐無稽にも聞こえるこのストーリーに、あなたもきっと引き込まれると思います。
第9位 にじさんじ、富士フジノ 『起立! 気をつけ! にじさんじ学園!』(KADOKAWA) 45票
大人気VTuberグループにじさんじの1期生と2期生の配信ハイライトを書籍化! 現在人気上昇中のにじさんじを好きになるのにも、既に好きな人も十分な1冊になっています。少し入りにくいVTuberの世界。この本を手に取って魅惑の世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?
第10位 西尾維新『悲録伝』(講談社) 43票
四国ゲームが終了する巻です。四国ゲームの開催された理由や魔法少女がつくられた理由、魔法少女「キャメルスピン」の正体など、これまでの謎が全て明かされます! ドキドキの展開に読む手が止まりません!
※11位以下 ※順不同
片山恭一『世界の中心で、愛をさけぶ』(小学館文庫) 30票
この本は、思春期には似合わない恋愛の話だ。主人公朔太郎とアキは幸せな日常を送っていたが、アキがとある病気を患う。朔太郎はアキのために、旅行を計画するが…。胃の痛い展開が続く2004年のベストセラーです。
湊かなえ 『告白』(双葉文庫) 31票
衝撃のラストです。一つの事件を様々な事件から描かれており、たくさんの謎が「そういうことだったのか」と計算しつくされています。殺人の同期、それにともなう行動、復讐の方法、その理由。それら一つひとつが「告白」を構成しています。
石井勝利『株の鬼100則』(明日香出版社) 24票
株を分かってなければ大損をしてしまいます。でも株をちゃんと分かっていれば大儲けすることができます。株を分かるのはなかなか難しいですが、この本はスッキリと書いてくれているので、まだ分かりやすいと思います。株式投資はこれからの時代に必要なことだと思うので、中学生でもオススメです。
梨木香歩『西の魔女が死んだ』(新潮文庫) 28票
この本の主人公は、不登校の女の子です。主人公がおばあちゃんとともに過ごした時間。おばあちゃんの優しさい表現と丁寧な言葉で、主人公の心はときほぐされていきます。心がすさんでいるときにおすすめです。
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