中学部図書館はいつもいろんな生徒でにぎわっています。友達と一緒に雑誌を読んでいる生徒、にやけ顔でマンガを読んでいる生徒、ぼおっと本棚を眺めている生徒、必死で調べものをしている生徒、1冊の本に集中している生徒…。リラックスしたい、ただなんとなく、知的好奇心を満たしたい、将来や生き方について考えたい、どんな気持ちにも応えるのが中学部図書館です。そして、中学部図書館はみなさんの気持ちをつくる場所でもあります。
中学部図書館には、約50,000冊の本をはじめ、雑誌、新聞、DVD、ビデオテープ、CDなどの資料が充実しています。また、用意されているコンピュータからはインターネットやオンラインデータベースも利用することができます。教科の勉強をさらに深めたいとき、教科以外の学びに取り組みたいとき、一人で集中して調べごとをしたいとき、何人かで共同調査をしたいときなど、いろんな要望に応えます。中学部図書館は、情報メディア・コミュニケーションセンターでもあります。
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1886(明治19)年
- W.R.ランバス先生、神戸に「読書館」(Reading Room)を開設
- 1889(明治23)年
- W.R.ランバス先生、神戸の原田村に関西学院を創立30畳の書籍室という1室が設けられる(図書館のはじまり)
- 1929(昭和4)年
- 関西学院、西宮上ヶ原キャンパスに移転キャンパスの中心である時計台は、長らく図書館として活用された
- 1947(昭和22)年
- 新制中学部が旧高等部校舎(現中学部グランドの場所にあった)で開始初代部長矢内正一先生、教員室を生徒の「読書室」として開放
- 1951(昭和26)年
- 中学部が現高中部本部棟に移転1教室分の中学部専用の図書館を設置(中学部図書館のはじまり)
矢内先生が担当する1年生週1回1学期のみの「生活指導科」で図書館の授業
- 1959(昭和34)年
- 中学部図書館が2教室分に拡張改修
- 1964(昭和39)年
- 川北信彦先生が司書教諭に就任
- 1965(昭和40)年
- 「生活指導科」は1年間を通しての授業となる。
- 1967(昭和42)年
- 第3代部長小林宏先生が「生活指導科」を「読書指導科」(以来略して「読書科」)に改称
- 1976(昭和51)年
- 「中学部教育の柱」の1つに「読書」が数えられる
「読書科」が3年間にわたる授業となる
- 1989(平成元)年
- 中学部図書館が3教室分に拡張改修
- 1997(平成9)年
- 中学部図書館が4教室分に拡張改修
- 2011(平成23)年
- 中学部図書館が現中学部棟1階に新装移転
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